歯ぎしりとボトックス

 

 

歯ぎしりとボトックスについて

ボトックス注射とは医療機関で行われている施術の一つで、ボツリヌス毒素を注入することにより、神経末端の組織の作用を抑え、異常になった筋肉運動を和らげたり食い止めたりできます。

 

ボトックス注射によってシワを取ったりたるみを除去したりと、アンチエインジングに効果的な施術方法で、様々な研究によって歯ぎしりの症状の緩和にも最適だということが分かりました。

 

基本的にストレスを解消するように対処したり、マウスピースを装着するという治療法が一般的なのですが、既存の方法では変化が見られないという場合は、ボトックス注射を美容クリニックで受けるのも選択肢の一つです。

 

実際に、頑固な歯ぎしりで悩まされているという患者さんにボトックス注射を行うことで、顎の筋肉に作用して顎関節症の症状が和らいだと報告されております。

 

マウスピースによる治療は快眠を阻害する可能性があり、寝不足になって逆にストレスが溜まり、逆効果となる可能性があるので、経験を積んだ臨床医が在籍しているクリニックを受診して、ボトックス注射を受けるのは一つの方法なのです。

 

「痛みがある施術なのでは?」「後遺症のリスクがあるのでは?」という不安を抱える方はいらっしゃるものの、現在では医療の発達によって大分安全になりましたし、極細の注射針から皮膚に注入するだけなので痛みは全くありません。

 

それに、クロストリジウム属菌(Genus Clostridium)やクロストリジウム・ボツリナム(Clostridium botulinum)といった成分を注入するのですが、毒素そのものが使われるわけではないので、副作用が引き起こされることは基本的にないはずです。

 

注入した後に、数時間に渡って頭痛が生じたり、まぶたが重く感じるという状態に陥る可能性はあるものの、時間が経過すればだんだんと症状は和らいでいきます。

 

歯ぎしりの症状を放置していると、「歯が折れる」「歯が削れる」「顎に痛みが生じる」という問題が発生するため、誰かに歯ぎしりを指摘されたのであれば、早めに対策を練った方が良いでしょう。

 

もちろん、クリニックでのボトックス注射によって絶対に歯ぎしりの症状が改善されるというわけではないですし、基本的にはシミやシワを取り除くための施術なので、事前に専門医と相談するべきです。

 

また、これはシワを取り除く際の効果なのですが、ボトックス注射によって得られる効果は永久というわけではなく、1回の注入では3ヶ月〜6ヶ月程度となっております。

 

つまり、注入後の状態を長期的に維持していきたいというのであれば、定期的にクリニックで施術を受けていかなければならないというわけです。

 

保険が適用されない治療なので、打つ回数が多ければ多いほど高い費用が掛かってしまいますし、医療行為である以上、何かしらのリスクは存在するということを頭に入れておいた方が良いでしょう。

 

歯ぎしりの改善のためにボトックス注射を打つ場合も同じように、時間の経過によって症状が元に戻るかもしれないので、ストレスを解消して発生自体を食い止めるという対策を中心に行ってください。

 

 

 

 


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