歯ぎしりと顎関節症

 

 

歯ぎしりと顎関節症について

顎の関節の周りで何かしらの異常が生じ、口を大きく開けることができなかったり、痛みが生じたりといった症状を顎関節症と呼び、歯ぎしりが原因になっている可能性があります。

 

顎関節症を患う大きな原因の一つが歯ぎしりだと考えられており、これは夜間に強い力で奥歯を噛み締めて顎にダメージを与えてしまうからです。

 

「ただ歯をカチカチと合わせる症状」というように軽く見ているという方は多くいらっしゃいますが、寝ている時は自分でコントロールできないため、かなりの衝撃が顎に加わっております。

 

その影響で顎関節症になったり、歯や歯茎に痛みが生じて歯周病が悪化する場合もあるので、誰かに歯ぎしりを指摘された方は早急に対処していかなければなりません。

 

歯ぎしりの原因は完全には分かっていないものの、ストレスが引き金になっているというケースが非常に多く、現代人はストレスの塊のようなものです。

 

人間関係で疲れてしまったり、オーバーワークをさせられたりと、様々なシチュエーションで私たちはストレスを溜め込んでおり、普段の生活で上手く発散できないということで夜間に奥歯の噛み締めという行為が発生し、顎関節症を引き起こす原因となります。

 

日頃から歯を食いしばる癖がある方は特に睡眠中にも生じることが多く、この時の力は60kg〜120kgくらいとも考えられているのです。

 

そのため、日頃からストレスを溜め込まないように上手く発散させ、リフレッシュを心掛けることで、顎関節症を予防できるでしょう。

 

「口を大きく開けることができない」「顎が疲れやすい」「口を開けると耳の辺りに痛みが生じる」という方は、既に歯ぎしりが原因で顎関節症を患っているかもしれないので、早めに病院を受診して対処する必要があります。

 

顎関節症を放置していると、食べ物を食べただけでも顎が痛むようになったり、顎の動きに変化が生じて不快な音が発生し、噛み合わせに異常が起こったりするのです。

 

その他にも、「耳の疲れ」「頭痛」「背中の痛み」「難聴」「耳鳴り」「味覚の異常」というように、全身症状にまで及ぶ可能性があるので、直ぐに対策を打たなければなりません。

 

病院では、顎関節症の治療用のマウスピースであるスプリントを使用したり、関節円盤を復元させるために生理食塩水や麻酔薬を注入するマニピュレーション法といった治療が行われております。

 

整形外科といった病院でも治療を行ってくれると思いますが、歯科医院での治療が最も一般的となっており、歯ぎしりが原因で歯に異常を引き起こすこともあるため、お近くの歯医者を受診するのが最適です。

 

「口を開けられず食べ物を上手く食べられない」という状態は大きなストレスとなり、このストレスが歯ぎしりの症状を悪化させるかもしれないので、専門医の指示をしっかりと受けてください。

 

 

 

 


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