歯ぎしりと無呼吸症候群

 

 

歯ぎしりと無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸停止が数回に渡って引き起こされる症状のことを指し、正式名称を閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS: Obstructive Sleep Apnea Syndrome)と言います。

 

睡眠中に呼吸が止まるということで快眠が阻害され、疲れやストレスが溜まるこの病気は、歯ぎしりと一緒に生じることが多いのです。

 

必ずしも2つの症状が同時に引き起こされるというわけではないものの、眠っている時に歯ぎしりが頻繁に生じているという方は、同時に無呼吸の状態に陥りやすいというデータが出ております。

 

アメリカのスタンフォード大学では、歯ぎしりと睡眠障害の関係性についての研究を行い、睡眠中に歯ぎしりをしている方はそうでない人と比べて、睡眠時無呼吸症候群やいびき、寝言といった症状が引き起こされる頻度が倍以上になることが分かりました。

 

つまり、歯ぎしりを放置していると歯周組織の損傷といった外傷だけではなく、睡眠時無呼吸症候群といった二次障害が引き起こされることが多いため、早めに対策を打たなければなりません。

 

睡眠時無呼吸症候群が直接的に死の原因になるという可能性は限りなく低いものの、10秒間から90秒間に渡って窒息状態になるので、身体に良いわけがないのです。

 

もちろん、健康的な人でも睡眠中に歯ぎしりを行うことはあるので、生理現象の一つだと説明できるのですが、正常な状態であれば一晩で15分間程度となっております。

 

歯ぎしりの癖があるという方は、40分間以上に渡って歯を食いしばったりカチカチと合わせたりしているため、知らず知らずのうちに歯や顎に大きなダメージが引き起こされるというわけです。

 

睡眠時無呼吸症候群は肥満傾向の方が引き起こされやすいという特徴があるものの、精神的なストレスが引き金になっていることが判明致しました。

 

毎日の生活でストレスを発散できず、不必要に溜め込んでいるという方は、同時に歯ぎしりの症状も悪化しやすいので、ストレスを解消するのが適した対策だと言えるでしょう。

 

ストレスを解消するのはそこまで難しくなく、自分がリラックスできたりリフレッシュできることを探せば良いのです。

 

歯ぎしりを放置していると歯や顎に損傷が生じますし、睡眠時無呼吸症候群も「熟睡感がなく疲れが溜まりやすい」「起床時に頭痛が生じる」「集中力や記憶力が低下する」「大きないびきをかく」といった弊害があります。

 

ストレスを感じるのは人間であれば仕方のないことなのですが、なるべく溜め込まないように上手く発散させられるように努力してみてください。

 

 

 

 


「歯ぎしりと病気」に関するページ