歯ぎしりとうつ病

 

 

歯ぎしりとうつ病について

うつ病を患っている方で、歯ぎしりの症状が悪化する可能性は十分にあります。

 

うつ病と歯ぎしりに直接的な関係性があるというわけではありませんが、どちらの症状もストレスが起因となって引き起こされることが多いのです。

 

歯ぎしりは精神的なストレスが加わることにより、睡眠中にギリギリと歯を擦り合わせるような症状が生じますし、うつ病も同じように人間関係からくるストレスや環境の変化からくるストレスによって、発症しやすくなっております。

 

つまり、ストレスを感じているような生活を続け、毎日の生活で上手く発散できていなければ、うつ病を患って歯ぎしりも酷くなるということがあり得るかもしれません。

 

うつ病の原因に関してははっきりと解明されたわけではありませんが、脳内の神経物質の働きが悪くなることで、不安や悲しみといったマイナスの症状や、頭が回らないという状態に陥ってしまいます。

 

うつ病の症状には個人差があり、重くなっていくにつれて、「自然と死にたくなる」「どうしても自分の手首をリストカットしてしまう」というように、自殺願望まで抱いてしまうことがあるため、怖い病気の一つだと言えるでしょう。

 

毎晩のように歯ぎしりが引き起こされているという方は、ストレスを抱え込んでいることが多く、うつ病を発症する可能性を秘めていると説明できるので、意識的にストレスを和らげていかなければならないのです。

 

真面目で責任感が強かったり、周囲の評価が高く頑張りすぎてしまうという方は、一度の失敗で挫折してしまい、「自分は生きている価値がない」と言って、うつ病に陥りやすくなっております。

 

どんな人間でも完璧な方はおりませんし、全てをパーフェクトにこなす必要性は全くないので、少しは自分を許すという考えをもって神経を爆発させないようにしなければなりません。

 

うつ病を患うと夜に眠れなくなることが多く、セロトニンといった神経伝達物質の分泌量が減り、更にうつ症状が悪化していくという負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

軽度の症状であればまだしも、重いうつ病を患っているという方は、自然と良くなるケースは少ないですし、放置することによって余計に治りづらくなるのです。

 

そのため、信頼できる精神科や心療内科を探して、専門医の指示に従ってゆっくりと治療を施していく必要があります。

 

基本的に薬物療法による治療が行われているのですが、セロトニン再吸収阻害薬(SSRI)を服用すると歯ぎしりの症状が悪化するかもしれないので、事前に医師からの説明を受けましょう。

 

もちろん、ストレスが解消されてうつ病も治れば、自然と歯ぎしりの症状も抑えられるはずです。

 

 

 

 


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