歯ぎしりで削れる?

 

 

歯ぎしりで削れるの?

普段の食事で食べ物を食べる際に加わる咀嚼の力はそこまで強くありませんが、睡眠中に引き起こされる歯ぎしりによる力は相当なものなので、この症状を放置することによって歯が削れる場合があります。

 

1週間や1ヶ月程度で削れるほど、私たちの歯は脆くないものの、強い力が長期間に渡って加われば、悪影響が引き起こされる確率が一気に高まるのです。

 

歯をギリギリと鳴らしたり、ギュっと食いしばったりと、歯ぎしりの症状には幾つかの種類があるのですが、どのような状態でも何かしらの負荷は知らず知らずの間に加わっております。

 

その結果、上下の歯が擦り減って形状が変化し、歯の表面を覆っているエナメル質が削れて神経がむき出しになり、知覚過敏になるケースは意外と多いのです。

 

「冷たい飲み物を飲むと歯がしみる」「虫歯でもないのに食事をしている時に痛みを感じる」という方は、歯ぎしりや食いしばりが原因かもしれないので、十分に注意した方が良いでしょう。

 

歯が削れるだけの症状に留まらず、人工歯が欠けるということもあり得るので、歯ぎしりによって加わる力を甘く見てはいけないというわけです。

 

また、歯ぎしりによって歯が少しずつ揺さぶられ、支えている骨が溶けて歯周病になりやすくなりますし、既に歯周病を患っているという方は、加速スピードが速まる大きな原因となります。

 

歯周病を放置していると、最終的には大事な歯が抜け落ちてしまいますし、食べ物を噛んだだけで痛みや違和感を感じていれば、日常生活に支障が出るのは間違いありません。

 

とは言え、歯ぎしりは睡眠中に引き起こされる症状の一つで、自覚症状は基本的にないため、一人暮らしをしている方は症状の進行に気が付きにくいのです。

 

そこで、歯科医院で採用されているブラックスチェッカーの使用が最適で、これは上顎の歯に装着するマウスピースのようなグッズとなっております。

 

眠る際にブラックスチェッカーを装着することにより、睡眠時にブラキシズムが引き起こされていると、その部分の色が削れて歯ぎしりのパターンを把握できるのです。

 

もし、噛み合わせの悪さによって歯ぎしりが悪化しているのであれば、口の中の環境を改善していく治療を始めていきますし、場合によっては歯が削れるのを防ぐために、上下の歯を接触させないようにナイトガードを口内に入れるスプリント療法が行われます。

 

このように、歯科医院では保険の適用範囲内で、歯ぎしり自体を抑えたり、歯ぎしりによる悪影響を防いだりという治療が行われているので、不安な方は一度受診してみてください。

 

ただし、全てのクリニックで保険が適用されるわけではないので、ホームページを閲覧したり直接電話したりして、どのような歯ぎしりの治療が行われているのか伺ってみるべきです。

 

 

 

 


「歯ぎしりに関する疑問」のページ