歯ぎしりと薬

 

 

歯ぎしりと薬について

「歯ぎしりを治す薬はあるの?」という質問をされる方はいらっしゃいます。

 

歯ぎしりは睡眠時ブラキシズムという病気の一つだと考えられておりますが、基本的には生理的に引き起こされる症状ですし、歯ぎしり自体を治療する薬は現在では開発されていないのです。

 

個人によって症状は異なるものの、過度の疲れやストレスによって引き起こされると考えられているので、薬の服用で治していくのではなく、ストレスを解消しなければなりません。

 

現代人の多くは仕事やプライベートなど、ストレスを抱えていることが非常に多く、それを毎日の生活で上手く発散していなければ睡眠中に歯ぎしりとなって生じてしまいます。

 

歯ぎしりを放置していると、知らず知らずのうちに歯や顎に大きなダメージが重なり、歯周病の症状が悪化したり顎関節症を患ったりと、悪影響が引き起こされるので早めの対策を心掛けなければならないのです。

 

とは言え、ストレスによって歯ぎしりが引き起こされているだけではなく、うつ病や自律神経失調症といった精神的な病気を患っているのであれば、薬の服用によって治していくのは選択肢の一つとなっております。

 

素人ではどんな薬を使って治せば良いのか分からないかもしれませんが、精神科や心療内科を受診すれば、あなたに適した薬を処方してくれるはずなので、用法と用量を守って服用することで治療していくことができるはずです。

 

ドラッグストアで販売されているような薬で治すことは難しい病気ですし、うつ病の場合は2年間以上に渡って治療を続けても、症状が和らがないということも十分にあり得るので、専門医の指示を受けなければならないということはお分かり頂けるでしょう。

 

以上のように、歯ぎしり自体は薬とは特に関係性がなく、薬物で治していくことはできないので、自分の生活を見直さなければならないというわけです。

 

しかし、うつ病の治療薬のセロトニン再吸収阻害薬(SSRI)を服用することにより、睡眠中に引き起こされる歯ぎしりの症状が悪化しやすいと考えられております。

 

これは一種の副作用のようなもので、うつ病が治ったとしてもセロトニン再吸収阻害薬(SSRI)の影響によって、歯ぎしりが悪化してしまうというわけです。

 

それでも、一番の目的はうつ病の症状を和らげることですし、専門医の指示に従って服用していれば大きな副作用に悩まされるというケースはかなり少ないので、不安な方は薬を飲む前に医師の方に相談してみてください。

 

 

 

 


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