歯ぎしりと漢方

 

 

歯ぎしりと漢方について

歯ぎしりの症状は漢方薬を服用することによって和らげられると考えられており、実際に服用しているという方はいらっしゃいます。

 

歯ぎしりを直接的に抑えるという漢方は存在しないものの、心と胃に熱がこもっており、飲食の不摂生や過度のストレスにより、血流を阻害して症状を悪化させることがあるので、漢方薬で体質改善を図っていくというわけです。

 

体質改善を図るには漢方の服用が最適で、普通の医薬品とは異なり副作用が比較的少なく、穏やかな作用が期待できるということで、多くの方から愛されております。

 

心と胃に熱がこもっていることが原因で、歯ぎしりの症状が悪化しているのであれば、「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」や「三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)」、「茵陳高湯(いんちんこうとう)」といった漢方薬が良いでしょう。

 

また、胃腸の機能低下によって体内に摂取した飲食物が停滞しやすくなり、消化器管の働きが悪くなって神経が過敏となり、歯ぎしりが引き起こされている場合も十分にあり得ます。

 

基本的に、精神的なストレスによって歯ぎしりは発生していると考えられているものの、胃腸の働きの悪化も要因の一つというわけです。

 

もし、全身の津液や血液の流通が阻害されているような状態ならば、「晶三仙(しょうさんせん)」や「平胃散(へいいさん)」、「柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)」といった漢方薬が適しております。

 

これらの漢方薬を長期的に服用することによって、少しずつ体質改善を図ることができるので、身体が以前よりも健康的な状態となり、歯ぎしりといった不快な症状が引き起こされずに済むという仕組みです。

 

また、数ある漢方薬の中でも、抑肝散(よくかんさん)も歯ぎしりの症状の緩和に適していると考えられており、神経が過敏なタイプの夜尿症や不眠症といった症状の改善にも繋がります。

 

この漢方薬の中には、釣藤鈎や茯苓といった成分が含まれており、比較的穏やかな作用が期待できますし、ドラッグストアや診療所でも気軽に購入できるところがメリットかもしれません。

 

西洋薬との併用は危険ですし、アレルギー体質の方は摂取できないものの、あまりにも歯ぎしりの症状が酷いというのであれば、これらの漢方薬に頼った方が良いというわけです。

 

しかし、自分の体質に合った漢方は素人では判断できず、合わないものを服用したとしてもあまり大きな効果は得られなくなっております。

 

同じ効能を持ち合わせていたとしても、個人の体質によって効き目が異なるのが漢方の特徴なので、医師や薬剤師に相談して、自分に合った漢方薬を処方してもらってください。

 

 

 

 


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