歯ぎしりと唾液

 

 

歯ぎしりと唾液について

睡眠中に引き起こされる歯ぎしりは、ストレスと深い関係性があると考えられてきましたが、とある大学の教授は逆流性食道炎が原因なのではないかという発表をしました。

 

逆流性食道炎は、胃酸が逆流して食道に炎症が引き起こされる病気のことを指し、きちんとした対処をしないと歯ぎしりが生じるようになります。

 

完全には解明されていないので、一概には説明できないのですが、「睡眠中に胃酸が逆流する」→「食道のpHが酸性になる」→「歯ぎしりをする」→「唾液が口内に分泌される」→「胃酸が中和される」という仕組みです。

 

胃酸の作用によって酸性になった口内を、元に戻すために唾液が自然と分泌されるので、歯ぎしりと逆流性食道炎には大きな関係性があると言えるのではないでしょうか。

 

特に何もしなければ、唾液が分泌されるということはないので、歯ぎしりを行って元の正常な状態に戻そうと身体が勝手に働くようになります。

 

そのため、逆流性食道炎を患っているという方は、歯ぎしりの症状を悪化させないためにも、早めに病院で治療をしていかなければならないのです。

 

放置しても治るような病気ではありませんし、ストレスによって歯ぎしりの症状が悪化する可能性も十分にあるので、医師からヒスタミン受容体拮抗剤やマーロックス細粒といった薬を処方してもらって、治していかなければなりません。

 

もちろん、毎日の食生活にも注意が必要で、医師から説明を受けるかもしれませんが、逆流性食道炎の治療中は胃への負担をできる限り減らさなければならないので、消化の良い食べ物を積極的に食べる必要があります。

 

薬の作用によって症状を抑えるとともに、毎日の食生活に気を配っていれば、決して治すのに困難な病気というわけではないのです。

 

以上のように、唾液の分泌量があまりにも多いという方は、何かしらの病気を患っていることがあり、その影響で歯ぎしりも同時に引き起こされていることがあるので、不安な方は病院を受診して症状を診てもらった方が良いと説明できます。

 

唾液は口の中の細菌が繁殖しないように抑えてくれている重要な存在ですし、唾液のお陰で歯周病や虫歯を予防できているものの、過剰に分泌されている状態が良いとは限らないのです。

 

歯ぎしりも放置することによって、余計に症状が悪化することもあるので、できる限りの対策を毎日の生活の中に取り入れるようにしてください。

 

 

 

 


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