歯ぎしりと炎症

 

 

歯ぎしりと炎症について

歯ぎしりが直接的な原因となり、歯茎の炎症などを引き起こすということは基本的にありませんが、炎症を悪化させる可能性は十分にあります。

 

元々、歯周病を患っているという方は、睡眠中の歯ぎしりによって炎症が加速されるかもしれないので、十分に注意しなければならないのです。

 

そもそも、現代人に多いと言われている歯周病は、骨や歯茎といった歯の周囲の組織が炎症を引き起こすことで、細菌やウイルスが原因だと考えられております。

 

私たちの口の中には、酵素を必要とする好気性菌と、酵素を嫌う嫌気性菌の2種類が存在しており、全ての人の口内に存在しているものの、ブラッシングを怠ると異常に繁殖しますし、抵抗力が下がっていると炎症が引き起こされやすいのです。

 

通常の状態では歯周病を患うことがなかったとしても、身体が不快な状態になっていることで歯肉の炎症などが悪化してしまいます。

 

このような歯周病を患っている状態で、歯ぎしりによって歯肉や歯茎に強い力が加われば、更に炎症が激しくなって症状が悪化しやすいということはお分かり頂けるでしょう。

 

歯ぎしりによって加わる力は、食事で噛み締める時の数十倍にまで膨れ上がると考えられており、炎症を加速させる原因となるのは間違いないのです。

 

そのため、歯茎への炎症を加速させないためにも、歯ぎしりが癖の方は早急に治していかなければなりません。

 

mv基本的に、歯ぎしりはストレスが溜まっている時や、疲れが増幅している時に引き起こされやすいと言われているので、日常生活でストレスを解消して疲れている時にゆっくりと休息を取るのが適した予防法だと説明できます。

 

歯医者ではマウスピースを着用し、歯と歯が歯ぎしりによって触れ合わないようにして、炎症や歯周病を予防するという方法が推奨されているのですが、歯ぎしりを根本的に解消できるわけではないのです。

 

歯ぎしりを少しでも食い止めることができれば、歯を失うリスクは確実に下がるはずなので、毎日の生活でリフレッシュを心掛けるようにしましょう。

 

もちろん、既に歯周病が進行しているという方は、歯ぎしりを解消できたとしても、時間の経過によって炎症は進んでいくと仮定できるので、歯科医院を受診して正しい処置を行ってもらう必要があります。

 

歯周病は軽度の症状の人を合わせると、15歳以上の成人の約32%が患っているというデータがあり、歯に痛みが生じてたとしても、放置している方は少なくありません。

 

時間が経過するほど症状は進行していきますし、完全に治すまでに長い時間が掛かってしまうので、歯周病の予防のために特に異常がなかったとしても、定期的に歯科医院で診察を受けるようにしてください。

 

 

 

 


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