歯ぎしりと老化

 

 

歯ぎしりと老化について

歯ぎしりは老化現象というわけではなく、子供から高齢者の方まで幅広く生じる症状の一つとなっております。

 

むしろ、老化によって歯ぎしりが引き起こされるというのは稀なケースで、基本的には赤ちゃんや子供の頃に引き起こされることが多く、年齢を重ねていくうちに引き起こされる頻度は少なくなっていくのです。

 

高齢者の方で歯ぎしりに悩まされている方は約数%というのに対して、赤ちゃんや子供の場合は約10%〜20%に跳ね上がるため、老化現象ではないということがお分かり頂けるでしょう。

 

これは、赤ちゃんが顎の発達や歯の噛み合わせのために歯ぎしりをしているのが大きな理由で、成長のために欠かせない行為の一つとなっております。

 

大人になってから引き起こされた場合、ストレスが深く関与している可能性があるので、十分に注意しなければならないものの、子供の場合は自然現象の一つだと説明できるので、そこまで気にする必要はないのです。

 

子供の時に歯ぎしりの頻度が多かったとしても、だんだんと成長していくにつれて歯ぎしりの癖はおさまっていくので、親御さんは安心してください。

 

しかし、大人になってからあまりにも歯ぎしりが多くなった場合、老化を早める可能性があると考えられているので、毎晩のように引き起こされていると誰かに指摘された場合は、早めに対策を練らなければなりません。

 

歯ぎしりによって睡眠中に歯や顎に大きなダメージが加わり、「顎が痛む」「口を開けるたびにカクカクと音がする」「噛み合わせがずれる」「めまいや頭痛が生じる」といった顎関節症が引き起こされやすくなります。

 

顎関節症の症状が重症化すると、ホルモンバランスを崩す原因となって老化が早まり、病院で外科的な手術を施さなければならないこともあるので、歯ぎしりの症状を放置していてはいけないというわけです。

 

寝ている時に歯ぎしりによって加わる力は皆さんが想像している以上に強く、骨と骨との間にズレが生じ、毛細血管や細い血管での血行が悪くなり、筋肉や皮膚といった身体の機能が鈍くなって肌の老化を引き起こすことも十分にあり得ます。

 

女性であれば、シワやシミ、くすみといった肌トラブルに敏感なはずなので、歯ぎしりはできる限り抑えた方が良いということがお分かり頂けるでしょう。

 

以上のように、歯ぎしりと老化には深い関係性があるため、毎晩のように引き起こされているのであれば、普段の生活でストレスを溜め込まないような工夫を行うべきです。

 

確実な歯ぎしりの治療法はありませんが、ストレスと深く関わっている症状なので、溜め込まないように注意してください。

 

 

 

 


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