歯ぎしりと受け口

 

 

歯ぎしりと受け口について

「受け口の方は歯ぎしりが発生しやすいの?」という疑問を抱えている方はいらっしゃいます。

 

必ずしも受け口の方だけが歯ぎしりが生じるというわけではありませんが、どちらの状態の方も噛み合わせが悪くなりやすいので、過剰な力が歯や顎に加わって良くない影響が引き起こされる場合があるのです。

 

上下の歯の接触位置が悪くなり、噛み合わせが上手くできなくなるような状態を不正咬合と呼び、受け口はその原因の一つだと説明できます。

 

しかし、受け口でも出っ歯でも歯ぎしりは引き起こされる可能性がありますし、多くの場合はストレスが関係しているので十分に注意しなければなりません。

 

毎日の生活でストレスを溜め込んでいる人ほど、睡眠中の歯ぎしりでそのストレスを発散させていることが多いため、カチカチやギリギリといった歯ぎしりが多くなるという仕組みです。

 

とは言え、受け口が直接的に歯ぎしりの原因になっていないとしても、顎の出方でコンプレックスを持っている人は多くいらっしゃいます。

 

しゃくれとも呼ばれている受け口は、女性の方が特に深く悩んでおり、確かに第一印象で顎に目がいってしまうこともあるため、矯正したいと考えるのは普通だと言えるでしょう。

 

私たちが他人を第一印象で決める時間は約7秒間だと言われており、その重要な部分の一つが顔なので、受け口がコンプレックスになるのは致し方ないことなのです。

 

基本的に遺伝による影響が強く、下顎の骨が過剰に成長して前に出てくるのですが、歯ぎしりといった癖が睡眠中にある方は、年月をかけて受け口へと変化していくかもしれないので注意しなければなりません。

 

人間の骨は歯ぎしりで影響を受けるほど弱くないものの、歯ぎしりによって生じるダメージは想像以上に大きいですし、長期間に渡って続けば受け口へと変化していくことも十分にあります。

 

以上のように、自分の見た目を良くするためにも、歯ぎしりが引き起こされないような対策を、毎日の生活の中に取り入れていかなければならないのです。

 

もちろん、歯ぎしりが癖ではないという方で、遺伝によって受け口になっているのであれば、クリニックでの矯正をおすすめします。

 

あまりにも顎が前に出ているのであれば、顎を削るという外科的な施術が必要なのですが、軽度の状態であればシリコンで構成されたマウスピースを着用したり、親知らずを抜いて口内の形を矯正したりという方法で改善できるのです。

 

そこまで難しくない治療ですし、受け口が改善されて自分に自信がつき、ストレスを受けずに済むかもしれないので、歯科医院での矯正を考えてみてください。

 

 

 

 


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