赤ちゃんの歯ぎしり

 

 

赤ちゃんの歯ぎしりについて

歯ぎしりはストレスを抱え込んだ大人だけに引き起こされる症状というイメージがありますが、実は赤ちゃんの方が発生割合が高くなっております。

 

個人によって症状は異なるので一概には説明できないものの、基本的に歯をカチカチと慣らしたり、ギリギリと擦り合わせるような歯ぎしりは、年齢を重ねていくにつれて発生確率が下がっていくのです。

 

赤ちゃんの場合は就寝中だけではなく、起きている時に数本の歯をキリキリと歯ぎしりさせることがあり、親御さんは身体のどこかに異常があるのではないかと不安になるかもしれません。

 

しかし、乳歯が生え始めたばかりの赤ちゃんは、歯ぎしりを行うことによって次に生えてくる歯や顎の位置を定めているので、心配はない症状の一つだと説明できます。

 

歯や顎が成長する時期には、かなりの高確率で見られる現象ですし、これから生えてくる歯のスペースを確保するための行為でもあるので、病気を患っていたりストレスが溜まっていたりするわけではないのです。

 

赤ちゃんは生まれて直ぐはお母さんの母乳を飲んで育つものの、成長していくとともに離乳食へと変わり、普通の食べ物を食べるようになります。

 

そのためには、顎を鍛えて噛む力を育んでいかなければならないので、赤ちゃんが歯ぎしりを行うのは、成長過程で欠かせない行為の一つだと言えるでしょう。

 

歯ぎしりを行うことによって、今までは噛み潰せなかった固い離乳食でも食べられるように成長していくので、起きている最中であろうと寝ている最中であろうと、歯ぎしりをしていたとしても、そのまま見守るだけで良いのです。

 

歯や顎に掛かるダメージを必要以上に気にして、赤ちゃんの口にマウスピースをはめて歯ぎしりしないようにしていると、歯や顎がきちんと成長しなくなりますし、何よりも口の中が不快になって夜泣きしてしまうかもしれません。

 

物凄い音を立てて赤ちゃんが歯ぎしりをしていると、親御さんは気になってしまうかもしれませんが、基本的には成長するにつれてこの症状はおさまっていくので、特別な対策を行う必要性は全くないのです。

 

ただし、生後2歳半ぐらいを過ぎて乳歯がきちんと生え揃っているのにも関わらず、いつまでも歯ぎしりを続けているという赤ちゃんは、環境の変化といったストレスで歯ぎしりをしている可能性があります。

 

乳歯が擦り減ったり、神経が出て炎症が悪化したりという症状に悩まされることも十分にあり得るので、あまりにも歯ぎしりの頻度が多いのであれば、小児歯科を受診して症状を診てもらってください。

 

 

 

 


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