高齢者の歯ぎしり

 

 

高齢者の歯ぎしりについて

歯ぎしりは子供から高齢者まで幅広く見られる現象となっており、子供で約10%〜20%、成人の方で約5%〜10%、高齢者では約2%〜3%というように、年齢を重ねるにつれて発生確率が下がっていくという特徴があります。

 

そのため、高齢者の場合はそこまで歯ぎしりについて心配する必要はありませんが、中には毎日のように寝ている最中に引き起こされる場合があります。

 

基本的に、ストレスや噛み合わせの不均衡によって生じることが多いものの、高齢者の場合は睡眠障害や認知症が原因で歯ぎしりが生じている可能性があるので注意しなければなりません。

 

これらの病気と絶対に関係性があるというわけではありませんが、歯ぎしりが更に睡眠障害の症状を悪化させていることもあるので、歯ぎしりを誰かに指摘されたのであれば、直ぐに何かしらの対策を打つ必要があります。

 

歯ぎしりを放置していると、顎の周りの筋肉に予想以上の力が加わり、顎関節症や歯を傷める大きな原因となり、元々歯の本数が少ない高齢者は残った歯に大きな悪影響が加わってしまうのです。

 

歯と歯が擦れて弱くなる可能性は十分にありますし、抜け落ちるという心配はほとんどないものの、顎自体を痛めることも多いので、防止する対策を行った方が良いでしょう。

 

自宅で簡単に行える歯ぎしりの対策としては、マウスピースの着用が挙げられ、通販などで購入できる軟性マウスガードもその一つとなっております。

 

これらを寝ている最中に装着することによって、歯と歯が接触するのを防いで、歯や顎に掛かる負担を軽減してくれるというわけです。

 

高齢者の方は、ただでさえ身体の至る部分が弱まっている可能性が高いので、マウスピースや軟性マウスガードは実に心強いグッズの一つだと説明できます。

 

しかし、歯ぎしりの発生自体を抑えるという対策ではなく、歯に掛かる負担を和らげるのが目的だということを頭に入れておかなければなりません。

 

口の中に装着することによって気になり、眠れなくなって逆にストレスが加わり、歯ぎしりの症状も悪化していくというケースも少なからずあるので、時と場合に応じて使い分けなければならないというわけです。

 

特に、高齢者の場合は睡眠障害が原因で歯ぎしりの症状が悪化していることが多いため、不安やストレスを取り除いて歯ぎしりの発生自体を抑え、快眠を得るという対策の方が適しております。

 

健康な人でも歯ぎしりをすることはありますし、生理現象の一つとも言えるのですが、あまりにも頻度が多いという方は注意してください。

 

 

 

 


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