歯ぎしりといびき

 

 

歯ぎしりといびきについて

睡眠中に無意識に引き起こされる症状として、歯ぎしりやいびきが挙げられます。

 

どちらの症状も自分で意識的に行っているわけではなく、睡眠中に無意識のうちに生じるという特徴があるのです。

 

歯ぎしりにしてもいびきにしても、引き起こされているのには何かしらの理由があり、そのまま放置していると身体に悪影響が生じる可能性も十分にあるので、注意しなければなりません。

 

歯ぎしりは、歯と歯を擦り合わせて「きりきり」や「カチカチ」とした音が発生するような現象で、食べ物を咀嚼している時とは比べ物にならないほどの大きな力が加わっております。

 

覚醒している状態であれば抑制が利くものの、睡眠中の歯ぎしりの場合は自分で力をセーブさせることができないため、「歯が摩耗する」「顎が鳴る」「歯周病の症状が進行しやすい」といった弊害があるのです。

 

一方で、いびきは睡眠中に上気道が塞がれることで呼吸が停止し、内壁に空気がぶつかることによって発生しやすいという特徴があり、「肥満傾向である」「首が短い」「扁桃腺が肥大している」という方が引き起こしやすくなっております。

 

「ただ音が発生するだけだから身体に異常はないのでは?」といびきを甘く見ているという方はいらっしゃるのですが、いびきは呼吸をする際にも苦しんでおりますし、睡眠中に呼吸が一定時間に渡って止まる睡眠時無呼吸症候群という病気に発展することもあるのです。

 

そのため、睡眠時に引き起こされる歯ぎしりやいびきに悩まされているという方は、身体への悪影響を防ぐためにも、なるべく早めに対策を練った方が良いでしょう。

 

特に、いびきから発展することの多い睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、日本国内で200万人以上の患者さんがいるというデータがあり、睡眠が阻害されることによって日中の集中力や判断力の低下に繋がります。

 

寝不足の状態が長期的に続いていると、交通事故の大きな原因になりますし、高血圧や脳卒中といった合併症を招く危険性もあるので、軽視してはいけない症状の一つなのです。

 

「家族からいびきをかいていると指摘された」「睡眠時間を確保しているのに日中に眠くなる」「就寝してから何度も目覚める」「身体を動かすと直ぐに息切れする」という方は、いびきをかいている可能性が高くなっております。

 

必ずしも歯ぎしりが同時に引き起こされるというわけではありませんが、どちらも快眠を阻害される原因となるので注意しなければなりません。

 

歯ぎしりはただ歯を噛み合わせているだけの症状だと考えている方はいらっしゃるものの、口の中に違和感が生じているということで、睡眠の質が低下していることが多いのです。

 

歯ぎしりにしてもいびきにしても、精神的なストレスが引き金になっているというケースが多いため、普段からリラックスして眠るように心掛けてください。

 

 

 

 


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