歯ぎしりと食いしばり

 

 

歯ぎしりと食いしばりについて

歯ぎしりは歯をカチカチと合わせるだけと考えている方がいらっしゃいますが、個人によっては食いしばりを伴うことがあります。

 

カチカチと鳴らすタッピングと呼ばれる歯ぎしりであれば、そこまで口腔内に悪影響は生じないものの、歯を強く食いしばるクレンチングタイプの歯ぎしりをしている方は、歯や顎に大きなダメージが加わることが多いのです。

 

食いしばりタイプの歯ぎしりによって、「顎の関節に負担が掛かって口の開け閉めがしにくくなる」「靭帯やまわりの神経を刺激して痛みが生じる」「歯のエナメル質が削れて知覚過敏に陥る」「歯周病や虫歯の症状が進行する」という弊害があります。

 

これらの症状の中でも、歯の知覚が過敏になり、冷たい飲み物を飲んだり食べ物を噛んだりした際に歯がしみる知覚過敏に陥ることが非常に多いのです。

 

飲み物を飲む度に歯がしみるという症状は辛いですし、日常生活に大きな支障が出る可能性が高いので、食いしばりタイプの歯ぎしりには十分に注意しなければならないということがお分かり頂けるでしょう。

 

歯ぎしりや食いしばりが私たちの身体に及ぼす影響は、皆さんが考えている以上に大きいので、早めに対策を練らなければならないのです。

 

歯の噛み合わせの悪さによって歯ぎしりが生じていると考えられておりますが、歯科医師が苦労して個人に適した噛み合わせを作って歯並びを矯正したとしても、歯ぎしりが改善されない場合もあります。

 

それは、精神的なストレスが引き金となって歯ぎしりや食いしばりが引き起こされているからで、自分の生活習慣の見直しを同時に行わなければならないのです。

 

自分ではストレスを感じていないと思っていても、知らず知らずのうちに溜まっているケースは多いので、意識的に発散させなければなりません。

 

ストレスは歯ぎしりや食いしばりの原因になるだけではなく、他の病気を誘発することもあるので、リフレッシュを心掛けなければならないというわけです。

 

半身浴をして身体を温めたり、スポーツをして身体を動かしたりと、気分転換をすればストレスを解消できるので、少しずつ歯ぎしりの症状は和らいでいきます。

 

柔らかい素材を利用し、歯や顎に加わるダメージを吸収してくれるマウスピースは歯ぎしりの治療法の一つとなっておりますが、歯ぎしりの発生自体を食い止められるというわけではないのです。

 

もちろん、歯の擦り減りを予防する一つの方法ですが、マウスピースを装着するとともに、ストレスの緩和を怠らないようにしてください。

 

 

 

 


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